米作りは、土が命です。
お米の良し悪しは、良い事と悪い事のバランスで決まると思います。
良い事とは、プラスに作用する事で、第一は有機肥料を与えることです。牛フン、腐葉土を投入します。マイナスに作用するものとしては、化学肥料、農薬など自然界にない化学物質です。しかし、最小限使用しないと、商品価値のあるものにはなりません。最小限、適切に使用することが大事です。
(写真は牛フンの散布状況です。毎年、冬に行います)
秋にれんげ種を蒔き、春に花が咲き乱れるれんげ田を採用してます。空気中の窒素を土に固定する「肥料の効果」で土を豊かにし、おいしい米を作ります。これが『れんげ米』です。
種もみを選び苗を作る作業
品種選びは重要です。その土地にあった品種を選ばないと米の良さが発揮できません。こちらでは、西日本で実績のある「ひのひかり」を作っています。
種もみは、水中に入れ発芽を待ちます。元気な芽を出させるため特別な方法「水中空気供給法」を行います。温度の均一化と酸素の供給で1週間後、元気な芽が出てきます。
種まき・育苗
電動の種まき機で効率よく育苗箱に均一に種を蒔きます。
育苗
数週間、水の管理と温度の管理がかかせません。
生育管理
田植え1カ月後の7月ごろの生育状況です。
適時、水・肥料・農薬(病害虫対策)の管理を行います。
収穫・稲刈り
大型コンバインで効率よく作業をおこないます。
10月中旬の刈り取り風景